産業用蓄電池の値段は、いくら?

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産業用蓄電池の性能や金額について解説

産業用蓄電池の値段がわからず、「予算としてどれくらい必要なの?」と考える方は、たくさんいるでしょう。住宅用のものと比べれば、高額になるのは間違いありません。

しかし、どれくらいの費用がかかってくるのでしょうか。今回は、産業用蓄電池のなかでもおすすめの蓄電池の詳細についてわかりやすく解説していきます。

蓄電池の値段は、種類で変わるってホント?

そもそも、産業用蓄電池の値段は、どんな要因で変わってくるのでしょうか。安く購入できるのなら、種類ごとの特徴について知っておきたいですよね。まずは、蓄電池の値段は、種類で変わるというのは本当なのかについてご説明します。

 

種類によって値段が変わるのは真実!

蓄電池の値段について基本的なことからご説明いたします。蓄電池の値段について考える際、もっとも安いものが欲しい場合は、どのような素材でできた蓄電池を購入すれば良いかご存じですか?さまざまな蓄電池の中でも、もっとも値段が安いものは、鉛蓄電池です。

鉛蓄電池について1kWhあたりで考えるのであれば、5万円となります。一方で、リチウムイオン電池は、非常に高額です。リチウムイオン電池について、1kWhあたりで考えるのであれば、20万円となります。その差は、4倍です。つまり、同じ蓄電池でありながら4倍もの値段の差が生じてしまうということです。

 

価格差は、製造技術と素材に大きく影響される

産業用蓄電池の値段の差は、使用する素材や製造技術の難易度によって決まります。たとえば、もっとも歴史の長い鉛蓄電池の値段が安くなるのは、素材がたくさん存在しており、非常に安いからです。鉛蓄電池に必要な鉛や硫酸は、安定的に供給されるため、あまり資源不足になることはありません。

しかし、一方でリチウムイオン電池は、資源価値の高い貴重な素材を用いて、製造過程も複雑なので値段も高くなるということです。素材が豊富なNAS電池は、鉛蓄電池よりも安く作ることができるため1kWhあたり4万円、ニッケル水素電池は、1kWhあたり10万円で製造できます。

 

産業用蓄電池の値段を左右する3つのコストとは?

産業用蓄電池を導入する際、3つのコストかかります。そのコストとは、下記のとおりです。

 

【3つのコスト】
・蓄電池の本体コスト
・蓄電池の設置工事コスト
・蓄電池の電気工事コスト

 

それぞれのコストについて詳しくご説明します。

 

蓄電池の本体コスト

蓄電池の本体価格は、どのようなメーカーのものを利用するのか、容量や性能などで大きく変わってきます。太陽光発電との連携タイプとしては、ダブル発電とシングル発電があり、どちらを選ぶかによって値段も変わってきます。

 

蓄電池の設置工事コスト

蓄電池は、購入したら終わりというわけではありません。蓄電池が利用できるように設置してもらわなければいけません。蓄電池を設置するには、設置工事が必要となります。屋内設置にするのか屋外設置にするのかによって、具体的な工事内容は大きく異なります。

屋外設置をする際は、どのような重さの蓄電池を設置するかによって値段が異なります。値段が安ければ良いというわけではないので、メンテナンスなども考慮して長期的に運用が可能な設置業者を探してください。

 

蓄電池の電気工事コスト

蓄電池システムを購入するには、電気工事も必要です。電気工事とは下記のようなものです。

 

【電気工事の詳細一覧】
・利用予定のモニターへの配線工事
・太陽光発電との接続工事
・蓄電池への電気供給を可能とする配線工事
・蓄電池に電気をためるための配線工事

 

これだけの配線工事をすれば、100万円以上は確実にかかってきます。

 

【おすすめの蓄電池】パナソニック LJ-SA16A5K/LJ-SA16A6K

節電や停電対策にもぴったりなパナソニック LJ-SA16A5K/LJ-SA16A6Kをご紹介します。

 

LJ-SA16A5K/LJ-SA16A6Kの性能

LJ-SA16A5K/LJ-SA16A6Kは、産業用はもちろん、住宅用の蓄電池としても使うことができます。こちらの産業用の蓄電池があれば、停電が起きてもすぐに電気を使うことができるように蓄えておくことができます。こちらの蓄電池の性能の詳細は、下記のとおりです。

 

【LJ-SA16A5K/LJ-SA16A6Kの性能一覧】
電池種類:リチウムイオン
電池容量:1.6kWh
定格出力:0.7kVA
充電時間:約12時間
国の補助金:あり
同時に使える最大消費電力:合計500W程度
最大消費電力での使用可能時間:約2.2時間
設置場所:室内
外形大きさ(cm)幅×高さ×奥行:56×60×63
重量:約92kg
バッテリー寿命:約5年
使用温度範囲:5~40℃
使用環境条件:結露なきこと

 

LJ-SA16A5K/LJ-SA16A6Kの値段

LJ-SA16A5K/LJ-SA16A6Kの値段について調べたところ楽天市場で、約110万円で購入できることがわかりました。こちらの蓄電池の寿命ですが、使用条件によりますが、約2000回程度充電を行うと寿命に到達します。

そのため、太陽光発電によって1日1回の充放電を行えば、約5年で寿命を迎えます。交換期間が来たら取り替えるようにしてください。

 

【おすすめの蓄電池】パナソニック LJ-SA32A5K/LJ-SA32A6K

LJ-SA32A5K/LJ-SA32A6Kは、先ほどの蓄電池よりも大きな2,300Whもの大容量バッテリーが搭載されています。性能や値段の詳細は、次のとおりです。

 

LJ-SA32A5K/LJ-SA32A6Kの性能

LJ-SA32A5K/LJ-SA32A6Kは、先ほどの蓄電池よりも蓄電容量が大きい製品です。性能の詳細は、下記のとおりです。

 

【LJ-SA32A5K/LJ-SA32A6Kの性能一覧】
電池種類:リチウムイオン
電池容量:3.2kWh
定格出力:0.7kVA
充電時間:約12時間
国の補助金:あり
同時に使える最大消費電力:合計500W程度
最大消費電力での使用可能時間:約4.5時間
設置場所:室内
外形大きさ(cm)幅×高さ×奥行:56×60×63
重量:約111kg
バッテリー寿命:約5年
使用温度範囲:5~40℃
使用環境条件:結露なきこと

 

LJ-SA32A5K/LJ-SA32A6Kの値段

LJ-SA32A5K/LJ-SA32A6Kは、蓄電容量が大きく性能も優れているため、少し値段が高くなります。楽天市場で約124万円の値段で販売されています。このように、蓄電池の容量が大きくなればなるほど、それに比例して値段に反映されます。

産業用太陽光発電時に利用可能な蓄電池の値段相場ですが、約100万~150万円、高額なものは1000万円までは想定しておいた方が良いでしょう。

 

まとめ

蓄電池の性能は値段に比例する

正直、蓄電池の値段は、性能に比例とするといっても過言ではないでしょう。「リチウムイオン電池は少し高い」と思われるかもしれませんが、非常に高性能です。

太陽光発電システム自体が高額なのに、蓄電池も必要となれば少し躊躇する気持ちもわかりますが、極力高機能なものを選ぶことをおすすめします。長期的な視点に立って、寿命やメンテナンスなどの点も考慮すれば、少しでも値段の高いものを購入して手間を軽減しましょう。

 

その他参考

産業用蓄電池には、どれくらいの容量が必要?

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